カモネギくん
カモネギくん
ビデオ通話で警察官が顔を見せてくれたら..本物じゃないのカモ?
ガードネギさん
ガードネギさん
いい質問だな、カモネギ。実は「ビデオ通話で本人確認」という新しい詐欺の手口が広がっているんだぞ。今日はその実態と対策を解説するぞ!

【この記事でわかること】

・ビデオ通話を使った偽警察官詐欺の手口
・「画面に映った制服や証明書」が本物に見える理由
・本人確認の正しい対策「110番に確認」という正解

なぜ今「ビデオ通話詐欺」が
急増しているのか

2025年以降、警察官や検察官を名乗る詐欺電話で、突然「ビデオ通話をしましょう」と持ちかけてくるケースが急増しています。
画面に映った制服姿や、それらしい証明書..。
「本物に見える..」という油断が、詐欺師の狙いです。

実は、詐欺グループは次のような方法で「本物らしさ」を作り上げています。

  • 高品質な動画編集技術で制服や証明書を合成
  • 実際の警察庁・検察庁のホームページから背景映像を流用
  • 複数人で対応して「本物の組織」に見せかける

つまり、ビデオ通話で「見えたもの」は、簡単に作られた偽物なのです。
「顔が見えるから安心」という心理が、まさに狙われているわけですね。

ビデオ通話詐欺の手口:
3つのパターン

【パターン1】画面で「本人確認」と言われる
「キャッシュカードを持ってビデオ通話してください」と指示されます。
画面に証明書らしきものを見せられ、「あなたの名義が犯罪に使われている」と不安をあおります。
最終的には「カードを預ける」などの名目で、カードを郵送させたり、ATMに向かわせたりされます。

【パターン2】「公務員証」を見せられる
かなり精巧な「警察官証」や「検察官証」の画像を提示されます。
が、実際の公務員証は、国民に見せるものではありません。
「証明書が見えた = 本物」という発想が、実は詐欺師の落とし穴なのです。

【パターン3】複数人でのビデオ対応
「警察官」「検察官」「銀行員」など、複数の人物がビデオに登場します。
組織的な対応に見えて、信用度が上がる..という心理を利用しています。
が、これもすべて詐欺グループの演出です。

「本物そっくり」に騙されない
対策3つ

【対策1】ビデオ通話を求めてきたら、電話を切る
本当の警察・検察は、ビデオ通話で本人確認なんてしません。
その場で電話を切ってください。

【対策2】直後に110番に確認する
電話を切った後、自分で110番に電話します。
「先ほど警察を名乗る電話がありました。本物ですか?」と聞けば、1分で判定できます。

【対策3】「見えたもの」は信じない
ビデオ通話、写真、証明書..。
デジタル画像は、簡単に偽造・加工できます。
「画面に映った = 本物」という発想を捨てることが、詐欺から身を守る第一歩です。

カモネギくん
カモネギくん
つまり「顔が見えても信じちゃダメ」ってことなんだ。勉強になるカモ!
ガードネギさん
ガードネギさん
その通り!デジタル画像は簡単に作られる。だから「見えたもの」を信じずに、直接110番で確認する..それが最強の防犯だぞ、カモネギ。

【今日からできる対策まとめ】

✅ ビデオ通話を求めてきたら、その場で電話を切る
✅ 電話を切った直後に110番に確認する
✅ 「画面に映った証明書 = 本物」という発想を手放す
✅ 家族にも「ビデオ詐欺」の存在を伝えておく
✅ 不安になったら、110番。これが最も安全な判定方法

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防犯アドバイザーかっちゃん
警察実務 25年。生活安全・防犯対策を担当し、ストーカー相談・特殊詐欺対策・空き巣防犯など幅広い現場経験を持つ。自治会・PTA・学校での防犯講習実績多数。「難しい防犯をやさしく」をモットーに、一人暮らし女性・子ども・高齢者が今日からできる防犯対策を発信しています。▶ 詳しいプロフィールはこちら → https://www.anzen-kurashi.site/about/