梅雨の窓開け換気は危険?空き巣を防ぐ網戸&窓の防犯7選【2026年版】
5月の中旬を過ぎると、湿気が一気に増えて窓を開けっぱなしにしたくなりますよね。
じつは警察庁の侵入窃盗データを見ると、5月〜7月は一年で侵入被害がもっとも多い時期のひとつ。
理由はシンプルで、無施錠の窓・網戸越しの侵入が急増するからです。
「うちはマンションの2階だから大丈夫」
「ちょっとそこまでだから網戸で十分」
そう思って外出した30分の間に、空き巣に入られた事例は数えきれません。
📌 この記事でわかること
- 梅雨に空き巣が増える本当の理由
- 網戸越しの侵入手口と、狙われやすい家の特徴
- 換気と防犯を両立する、今日からできる7つの対策
梅雨に空き巣が増える3つの理由
「冬の年末年始がいちばん危ない」というイメージを持つ方が多いですが、データは違います。
警察庁の住宅対象侵入窃盗の月別件数を見ると、5月・6月・7月の件数が突出して高いんです。
① 窓が開いている家が圧倒的に増える
湿気と暑さで、エアコンの代わりに窓を開ける家庭が一気に増えます。
網戸越しの侵入は、警察庁の統計でも「無施錠」が侵入手口の上位を占める要因です。
② 在宅でも侵入される「居空き」が増える
「居空き」とは、住人が在宅中に侵入される手口のこと。
夏は寝苦しくて寝室の窓を開けて寝る人が多いため、寝ている隙に入られる被害が出ています。
③ 旅行・帰省で長期不在の家が多い
GW明けから夏休み前は、平日に長期不在の家が散在します。
郵便受けに溜まる広告類で「留守だ」と判断されやすい時期です。
狙われやすい家の3つの特徴
元警察官として現場を見てきた経験から、空き巣に狙われやすい家には共通点があります。
狙われやすい家チェック
- ✅ 道路から窓の中が見える
- ✅ 雨戸・シャッターが何日も開けっぱなし
- ✅ 1階で塀や植木が高く、視線が通らない
- ✅ 郵便受けに新聞・チラシが溜まっている
- ✅ 2階のベランダに登れる足場(物置・エアコン室外機)がある
とくに最後の「足場」は見落とされがち。
室外機を踏み台にして2階のベランダから侵入された事例は、本当に多いんです。
網戸越し侵入の手口とは
「網戸があるから外から手は入らないでしょ?」
そう思っている方ほど、知っておいてほしい現実があります。
網戸は外から指1本で簡単に外せます。
そのまま窓に手を伸ばし、無施錠ならスッと開けて侵入。
所要時間はわずか10〜20秒です。
とくに昔ながらのクレセント錠だけの窓は、網戸を外したあと外から鍵に手が届くケースもあります。
今日からできる窓の防犯7選
ここからが本題です。
換気をしながらも空き巣から家を守る、現実的な7つの対策を順にご紹介します。
① 短時間の外出でも必ず窓を施錠する
「ゴミ出し」「コンビニ」「クリーニング」
この3つで空き巣に入られる事例が本当に多いです。
たとえ5分でも、家を離れるならすべての窓を施錠するのが鉄則です。
② 補助錠で「二重ロック」にする
窓のサッシ用補助錠は、ホームセンターで500〜1,500円で買えます。
クレセント錠の上下に取り付けるだけで、外から開けるまでの時間が大幅に延びます。
空き巣は侵入に5分以上かかると7割が諦めると言われているので、効果は絶大です。
③ 防犯フィルムを貼る
ガラス破りに強くなる防犯フィルムは、A4サイズで1,500〜3,000円程度。
クレセント錠の周辺だけでも貼っておくと、こじ破りに時間がかかるようになります。
④ センサーライトを設置する
1階の窓の外や、2階に登れる足場の付近にセンサーライトを置きましょう。
電池式のものなら2,000〜4,000円で、工事不要で取り付けられます。
⑤ 換気は防犯と両立できる窓だけにする
長時間の換気をするときは、道路から見えない場所かつ足場のない窓に限定。
道路に面した窓や、ベランダ側の大きな窓は閉めるのが鉄則です。
⑥ 換気扇・サーキュレーターを活用する
窓を開けずに湿気を逃がす方法もあります。
浴室・キッチンの換気扇を回しながら、室内ドアを開けてサーキュレーターで空気を回せば、それだけでもかなり違います。
電気代も時間あたり数円なので、防犯コストとして安いものです。
⑦ ベランダの「足場」を排除する
2階のベランダに登れそうな物置・エアコン室外機・タンクをどかすか、登れないように工夫を。
室外機の上にトゲ付き防犯マットを置くだけでも効果があります。価格は1,000〜2,500円ほどです。
マンション住まいの人が見落としやすいポイント
「マンションの2階以上だから安心」は、半分正解で半分間違いです。
じつは3階以下のベランダは空き巣のターゲットになりやすいというデータがあります。
具体的には:
- 外階段から1〜3階のベランダに飛び移れる物件
- 隣のベランダから仕切り板を乗り越えられる物件
- 共用廊下に面した玄関側の窓(風呂・トイレ・台所小窓)
とくに最後の「共用廊下側の小窓」は、24時間誰でも近づけるので、警察が現場で見つけて驚くケースがよくあります。
梅雨の留守中の対策
仕事や旅行で日中・長期に家を空けるときは、もうひと工夫を。
留守中チェックリスト
- ✅ 新聞・郵便を停止する(無料で配達局に届け出可)
- ✅ 雨戸・シャッターは一部だけ閉める(全閉は「不在」のサイン)
- ✅ タイマーで夜間にリビングの照明を点ける
- ✅ 防犯カメラのアプリ通知をオンにする
- ✅ SNSで「旅行中」を投稿しない
とくに最後のSNS投稿は要注意。
位置情報付きの「旅行中ですー!」が、空き巣に「家は留守ですよ」と教える結果になります。
まとめ:換気と防犯は両立できる
✅ 今日からできる行動まとめ
- 短時間の外出でも窓は必ず施錠
- 補助錠で「二重ロック」(500〜1,500円から)
- 防犯フィルムでガラス強化
- センサーライトで足元を照らす
- 換気は道路から見えない窓だけにする
- 換気扇+サーキュレーターで湿気対策
- ベランダの足場を排除
梅雨の時期は、湿気と一緒に「防犯への意識」も窓辺から逃げやすい季節です。
今日できるひとつから、ぜひ始めてみませんか?
関連記事もよかったらどうぞ。





