画面がフリーズして警告音が鳴り響いた!サポート詐欺の最新手口と今すぐできる5つの対処法
【この記事でわかること】
・サポート詐欺ってどんな詐欺?
なぜ高齢者が狙われやすいの?
・2026年に急増している
3つの最新手口のパターン
・「やってはいけない」
NG行動と冷静に対処するための
5つのステップ
・離れて暮らす親への
「事前の一言」
で被害をゼロにする方法
「パソコンの画面に突然、大きな警告が出て
ビービーという警告音が鳴り止まなくなった」
こんな経験をしたことはありませんか?
あるいは、離れて暮らすお父さんやお母さんから
こんな電話を受けたことはないでしょうか。
じつは、これは
「サポート詐欺」
という
今もっとも被害が
増えている詐欺の典型的な手口です。
IPA(情報処理推進機構)によると、
サポート詐欺の相談件数は年々増加しており、
2024年だけで
7,000件以上の相談が
寄せられています。
被害金額は1件あたり平均30〜50万円。
中には数百万円を失ってしまったケースも
報告されています。
でも、大丈夫です。
この記事を読めば、
落ち着いて対処できるようになります。
まずは
「どんな詐欺なのか」
を知ることから始めましょう。
サポート詐欺ってどんな詐欺?
まずは全体像を知ろう
サポート詐欺とは、
パソコンやスマートフォンに
「ウイルスに感染しました」
「セキュリティに問題があります」
といった偽の警告画面を表示させ、
画面に書かれた
「サポート番号」
に電話させることで、
お金をだまし取る詐欺のことです。
「マイクロソフト公式」
「ウイルスバスター」
など‥
有名企業を名乗るケースが多く、
見た目もとても本物らしく作られています。
電話をかけると、
片言の日本語を話すサポートスタッフが出て
「解決するために
ソフトをインストールしてください」
「クレジットカードで支払いが必要です」
などと誘導してきます。
2026年に急増!
サポート詐欺の
最新手口3パターン
サポート詐欺の手口は年々進化しています。
2026年現在、特に注意が必要な3つのパターンを
詳しく解説します。
パターン①:ブラウザ全画面型
(もっとも多い)
インターネットを見ていると突然、
画面いっぱいに警告が表示されます。
「ウイルス感染を検出しました」
「あなたのパソコンは
ロックされています」
という文字とともに、
ビービーという警告音が鳴り続けます。
ちなみに、
これはブラウザが全画面表示になっているだけで、
パソコン本体は何も問題ありません。
対処法:
Escキーを長押し(3〜5秒)
するだけで元に戻ります。
パターン②:画面ロック型
(2024年から急増している新手口)
より悪質なのが、
この
「画面ロック型」
です。
警告画面が表示された後、
キーボードもマウスも
一切操作できなくなります。
これはScreenConnectなどの
正規のリモートソフトを
悪用してパソコンを乗っ取り、
本当に操作不能な状態に
してしまう手口です。
画面には
「0120-XXX-XXX」
のような番号が表示され‥
「今すぐお電話ください」
と促してきます。
この状態になると、
パソコンの電源を強制オフするしか
一時的な対処法がありません。
(後述する対策で予防することが大切です)
パターン③:スマートフォン型
(若い世代も被害に)
パソコンだけでなく、
スマホでも同様の手口が急増しています。
Webサイトを閲覧中に
「あなたのスマホは
ウイルスに感染しています」
という画面が表示され、
アプリのインストールを促してきます。
インストールさせる
アプリは遠隔操作ツールであることが多く、
スマホの中の個人情報や銀行アプリの情報を
盗み取られてしまうケースもあります。
絶対NG!
やってはいけない3つの行動
警告画面が出たとき、
ついやってしまいがちな
危険な行動があります。
次の3つは絶対に避けてください。
NG① 画面に表示された番号に電話する
これが最大の禁止事項です。
電話した瞬間、
詐欺師の術中にはまってしまいます。
どんなに公式らしい番号でも、
絶対に電話しないでください。
NG② 指示に従ってソフトをインストールする
「解決のため」
と言われてインストールさせるソフトは
100%遠隔操作ツールです。
インストールした瞬間、
パソコンを完全に乗っ取られます。
NG③ クレジットカードや口座番号を伝える
「手数料が必要」
「解決費用」
などと言われて
支払いを求められることがありますが、
絶対に伝えてはいけません。
冷静に対処できる!
今すぐできる5つのステップ
警告画面が出てしまっても、
落ち着いて対処すれば大丈夫です。
次の5ステップを順番に試してみてください。
ステップ① まず深呼吸する(3秒でOK)
焦りが一番危険です。
「これは詐欺かもしれない」
と頭の中で言い聞かせて
3秒だけ深呼吸しましょう。
ステップ② Escキーを長押し(3〜5秒)
ブラウザ全画面型の場合、
これだけで解決します。
音も止まり、普通の画面に戻ります。
ステップ③ ブラウザのウィンドウを強制終了
Escキーで戻らない場合は、
「Ctrl+Alt+Delete」
でタスクマネージャーを開き、
ブラウザを選んで
「タスクの終了」
をクリックします。
ステップ④ それでもダメなら電源を強制オフ
画面ロック型で操作できない場合は、
電源ボタンを5〜8秒長押しして
強制終了してください。
データが失われることは
ほとんどありません。
ステップ⑤ 家族や警察に相談する
万が一、
電話してしまった
お金を払ってしまった
場合は
すぐに警察(#9110)か
消費者ホットライン(188)に
相談してください。
時間が経つほど
解決が難しくなります。
事前にできる!
離れて暮らす親を守る
3つの予防策
「そうなってから対処する」
より
「そうならないようにする」
ことが大切です。
帰省したとき、
または次に電話するときに
親に伝えてほしい
3つのことをまとめました。
予防策①
「番号に電話しない」の一言を伝える
「画面に番号が出ても、
絶対に電話しないでね」
この一言だけで
被害の大半は防げます。
難しい説明より、
このシンプルなルールを伝えましょう。
予防策②
セキュリティソフトを設定してあげる
帰省したときに‥
ウイルスバスターやESETなどの
セキュリティソフトを
インストールしてあげましょう。
自動更新設定にしておけば、
手間いらずで守れます。
予防策③
「困ったらすぐ電話して」を約束する
「変な画面が出たら
すぐ電話してね」
と伝えておくだけで、
親が焦って詐欺師に電話する前に
あなたに連絡が来るようになります。
【今日からできる対策まとめ】
✅ 警告画面が出ても、
番号には絶対電話しない
✅ Escキー長押し→タスクマネージャー
→強制終了の順で対処
✅ 画面がロックされたら
電源を強制オフしてOK
✅ 万が一電話・支払いしてしまったら
#9110(警察)または
188(消費者ホットライン)へ
✅ 離れて暮らす親に
「番号に電話しない」
「困ったらすぐ連絡して」
を伝える
✅ セキュリティソフトの
導入で事前ブロック
(年間3,000〜5,000円)
サポート詐欺は、
「パソコンは苦手」
という方ほど
狙われやすい詐欺です。
でも、
手口を知っていれば必ず防げます。
この記事を読んでくださったあなた‥
ぜひ今日、大切な家族に
「画面に警告が出ても
番号に電話しないでね」
と伝えてみてください。
その一言が、
大切な人を守ることにつながります。





