カモネギくん
カモネギくん
ガードネギさ〜ん!最近お店でQRコードをよく見かけるカモ。メニューもスキャン、支払いもスキャン…なんか怖くなってきたカモ?
ガードネギさん
ガードネギさん
いい感覚だぞ、カモネギ。じつはQRコードを使った新しい詐欺が急増しているんだ。「クイッシング」って知ってるか?
カモネギくん
カモネギくん
クイッシング?はじめて聞いたカモ…!教えてほしいカモ!
ガードネギさん
ガードネギさん
今日はクイッシングの手口と、簡単にできる対策を紹介するぞ。スマホを持っている人なら誰でも被害に遭う可能性があるんだ、カモネギ。

【この記事でわかること】

・QRコード詐欺「クイッシング」がどんな手口で行われているか
・危険なQRコードと安全なQRコードの見分け方
・今すぐできる5つの具体的な対策
・離れて暮らす高齢の親を守るために共有すべきポイント

QRコード詐欺「クイッシング」とは?

「クイッシング(Quishing)」とは、
QRコード(QR)とフィッシング(Phishing)を
組み合わせた造語です。

悪意のある偽のQRコードを使って、
フィッシングサイトに誘導したり、
マルウェア(ウイルス)を仕込んだりする
サイバー犯罪の手口なんです。

じつは、この被害が急増しています。
国民生活センターへの相談件数は、
2025年度の8カ月だけで5,107件と過去最多を更新しました。

ちなみに、QRコードはスキャンするまで
URLが表示されません。
「見ただけではわからない」という点が
詐欺師に悪用されているんです。

警察実務経験25年のかっちゃんから言わせてもらうと、
この手口は今後さらに増えると思っています。
ぜひ今日のうちに知っておいてください。

こんな場所で起きている!
よくある手口4選

「クイッシング」はどんな場所で起きているのでしょうか。
身近な4つの手口をご紹介します。

①お店のQRコードにシールを貼り付ける

レストランのテーブルやポスターに貼ってある
正規のQRコードの上に、
偽のQRコードシールを貼り付ける手口です。

スキャンすると偽サイトに飛ばされ、
クレジットカード番号や個人情報を
入力するように誘導されます。

日本でも、飲食店のメニュー用QRコードや
キャッシュレス決済用のQRコードへの
すり替えが確認されています。

②偽のチラシ・ポスターに記載

実在するサービスや店舗を装った
偽のチラシをポストに投函したり、
街中に貼ったりするケースもあります。

「特別キャンペーン実施中!
今すぐこちらからご登録を」などと書かれ、
QRコードをスキャンさせる手口です。

見た目がきれいに作られているので、
本物のチラシと見分けがつきにくいのが
厄介なところです。

③メール・SNSで送りつける

銀行や通販サイト、宅配業者などを
装ったメールにQRコードを添付する
手口も増えています。

「セキュリティ確認が必要です。
QRコードをスキャンしてください」
などと書かれていることが多いです。

普通のフィッシングメールはURLリンクが使われますが、
QRコードにすることでセキュリティソフトの
検知を逃れようとしているんです。

④返金詐欺型

「購入した商品が欠陥品だったので返金します」
と連絡が来て、返金のためにQRコードを
送ってくる手口です。

そこで言われるままに金額を入力すると、
じつは詐欺師の口座に
送金してしまう仕組みになっています。

「返金なのにQRコード?」と思ったら、
まず立ち止まって疑うことが大切です。

危険なQRコードの
見分け方3つのポイント

では、危険なQRコードをどうやって
見分ければいいのでしょうか?
3つのポイントをお伝えします。

ポイント①:シールが貼られていないか確認する

QRコードをスキャンする前に、
コードの表面をよく見てください。

浮き上がっていたり、シールが貼られていたり、
印刷ではなく後から貼り付けた跡がある場合は
要注意です。
指で軽く触れてみると確認しやすいです。

ポイント②:スキャン後のURLプレビューを確認する

iPhoneやAndroidのカメラでQRコードを
読み取ると、URLのプレビューが表示されます。

タップ(開く)する前に、
そのURLをしっかり確認してください。

・URLが「http://」(httpsではない)
・URLが意味不明な英数字の羅列
・日本語のサービス名なのに英語のURL

こういった場合は、開かないようにしましょう。

ポイント③:個人情報の入力を求めてきたら即停止

QRコードをスキャンしてサイトが開き、
いきなりクレジットカード番号や
パスワード・住所などの入力を求めてきたら、

迷わず画面を閉じてください。

「このサービスを利用するために必要」
「今すぐ入力しないとキャンセルになります」
など、焦らせる文言も詐欺のサインです。

今すぐできる5つの対策

知識を持つだけでなく、
実際に行動できることが大切です。
今日からできる5つの対策をご紹介します。

対策①:スキャン後のURLを確認してからタップする

QRコードをスキャンしたら、
すぐにタップせず一呼吸おいてURLを確認する。

この「1秒の確認習慣」だけで、
多くの被害を防ぐことができます。

対策②:公共の場所のQRコードはシールを確認する

お店や街中のQRコードを使う前に、
シールが貼られていないか指で触れて確認を。

不自然な感じがしたら、
店員さんに「このQRコード、大丈夫ですか?」
と確認してみましょう。

対策③:不審なメール・チラシのQRコードはスキャンしない

知らない差出人からのメールや、
心当たりのないチラシに書かれた
QRコードは絶対にスキャンしないこと。

「お得な情報」「キャンペーン当選」など、
魅力的な文句がついていても
まず疑う姿勢を持ちましょう。

対策④:セキュリティアプリを活用する

ノア
ノア
私、スマホにセキュリティアプリを入れてから、怪しいサイトに飛ばされそうになると警告が出るようになって安心感が全然違う!最初は難しそうって思ってたけど、設定もすごく簡単だったよ!
トワ
トワ
セキュリティアプリは月額300〜500円程度で使えるものが多いよ。フィッシングサイトへのアクセスを自動でブロックしてくれるから、クイッシング対策にも有効。iPhoneでもAndroidでも対応しているものがほとんどだよ。

警察庁も無料・有料のスマホ用セキュリティアプリの活用を推奨しています。
スマホのセキュリティ対策については、ぜひあわせて確認してみてください。

対策⑤:家族で「QRコードルール」を共有する

特に高齢の親御さんは、
QRコードの仕組みを詳しく知らないまま
スキャンしてしまうことがあります。

「知らないQRコードはスキャンしない」
「スキャンしたら、開く前にURLを確認する」

こんなシンプルなルールを家族で決めておくだけで、
被害を大幅に防ぐことができます。

次に会ったとき、あるいは電話でもいいので
ぜひ親御さんに伝えてあげてください。

カモネギくん
カモネギくん
なるほどカモ!スキャン前にちょっと確認するだけでいいカモね。今日から絶対チェックするカモ!お父さんとお母さんにも教えるカモ〜!
ガードネギさん
ガードネギさん
そうだぞ、カモネギ。「ちょっと待って、確認する」この小さな習慣が自分と家族を守る第一歩なんだ。防犯は怖がることじゃない、知ることから始まるんだよ。

【今日からできる対策まとめ】

✅ QRコードをスキャンしたらURLプレビューを確認してからタップ
✅ お店・街中のQRコードはシールの貼り付けを指で確認
✅ 知らない差出人からのメール・チラシのQRコードはスキャンしない
✅ セキュリティアプリ(月300〜500円程度)で自動ブロックする仕組みをつくる
✅ 離れて暮らす高齢の家族に「怪しいQRコードはスキャンしない」ルールを共有する

QRコードは便利なツールです。
でも、使い方を知らないと
危険な落とし穴になることがあります。

今日からほんの少し「確認する習慣」を持つだけで、
大切な個人情報とお金を守ることができます。

防犯は怖がることではなく、知ること。
まずは今日、家族に一言伝えてみてください。

ABOUT ME
防犯アドバイザーかっちゃん
警察実務 25年。生活安全・防犯対策を担当し、ストーカー相談・特殊詐欺対策・空き巣防犯など幅広い現場経験を持つ。自治会・PTA・学校での防犯講習実績多数。「難しい防犯をやさしく」をモットーに、一人暮らし女性・子ども・高齢者が今日からできる防犯対策を発信しています。▶ 詳しいプロフィールはこちら → https://www.anzen-kurashi.site/about/