ニセ警察詐欺の手口と対策3選|離れて暮らす親を守る方法
【この記事でわかること】
・ニセ警察官詐欺が前年比4倍以上に急増している理由
・「あなたの口座が犯罪に使われている」という切り口の怖さ
・親を守る3つの対策(合言葉・折り返し確認・防犯電話機)
親世代が狙われやすい理由:
2024〜2025年の統計から
警察庁の発表によると、2024年のニセ警察官詐欺(警察官をかたる詐欺)は前年比4倍以上の4,261件に急増しました。
特殊詐欺全体の被害者のうち65歳以上の高齢者が65.4%を占めており、
親世代への被害が非常に深刻です。
特に狙われるのは、65歳以上の高齢者..。
なぜでしょう?
それは「権威」への信頼が強いから。
警察官という身分を名乗られると、つい話を聞いてしまう..
その心理の隙をついて、詐欺師たちは「あなたの口座が犯罪に使われている」という不安をぶつけてきます。
「それは大変だ。どうしたら..」
この一言が出たら、相手の思う壺。
その時点で、警察官になりすましている相手に、相談者は「助言を求める立場」になってしまっているのです。
ニセ警察詐欺の典型的な流れ
と見分け方
【第1段階】「あなたの口座が..」で不安をあおる
詐欺電話の最初のセリフは、ほぼ決まっています。
「あなたの口座が、特殊詐欺に使われています」
このフレーズを聞いたら、即座に「詐欺の可能性」を疑ってください。
【第2段階】「銀行に行って」と指示される
次に詐欺師は「念のため、銀行に行って、新しいカードに切り替えてください」と指示します。
が、本当の警察は、こんな指示をしません。
【第3段階】ATMで「返金処理」という名目で送金させられる
銀行に着いた被害者は、詐欺師に電話を繋ぎながらATMの前に立たされます。
「返金処理のため、この金額を振り込んでください」という指示に従い、知らない口座にお金を送ってしまう..
被害額は数百万円に達することもあります。
親を守る3つの対策
「合言葉」が最強
【対策1】今すぐ「合言葉」を決める
親世代の詐欺防止で、最も効果的な対策は「親との合言葉」です。
「警察官や銀行員から電話があったら、子どもに確認してね」という約束を作ります。
詐欺師は「今すぐ行動しないと、口座が凍結される」と急かしてきますが、その焦りが詐欺の証拠です。
合言葉がある家庭では、親が「子どもに確認する時間」を作り、その間に詐欺と気づくことができるのです。
【対策2】「折り返し電話確認」の習慣
親に「警察からだと言う電話があったら、いったん電話を切ってから、自分で110番に電話してみて」と伝えておきます。
110番で「さっき警察から電話があったんですが、本当ですか?」と聞けば、すぐに判定できます。
【対策3】防犯電話機の導入
最近の防犯電話機は、かかってきた番号が本当の警察かどうかを自動判定してくれるものもあります。
親が一人で判断するのは難しい..という場合は、こういった技術的な支援が、最も確実な防犯になります。
【今日からできる対策まとめ】
✅ 親に「警察や銀行からの電話は、一度切って子どもに確認する」という合言葉を今すぐ伝える
✅ 親に110番で「折り返し確認」する方法を教えておく
✅ 親の電話に「防犯電話機」や自動判定機能を導入する検討
✅ 親が「口座が犯罪に使われている」という電話を受けたら、それは詐欺だと知っておく
✅ 定期的に「何か不審な電話がなかった?」と親に確認する
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