カモネギくん
カモネギくん
おばあちゃんが施設に入って、実家が空き家になってるカモ…。遠くに住んでるから、様子も見に行けなくて心配カモ〜。
ガードネギさん
ガードネギさん
じつは今、空き家をねらう泥棒が5年連続で増えているんだ。でも大丈夫。「住んでいる風」に見せる工夫で、ぐっと守れるようになるんだぞ、カモネギ。

「実家、そろそろ空き家になりそう..」
そんなご家庭が、いま全国で増えています。

そして残念なお知らせがひとつ。
空き家をねらった窃盗被害は、5年連続で増加中
ある県では、たった1日で40件もの空き家が
立てつづけに荒らされた地域もありました。

が、こわがらなくて大丈夫です。

警察で25年働いた私かっちゃんが、
泥棒の目線から見た「ねらわれる空き家のサイン」と、
お金をかけずに「住んでいる風」に見せる7つのコツ
まとめました。

お盆の帰省は、実家を点検できる絶好のチャンス。
この記事をチェックリスト代わりにどうぞ。

【この記事でわかること】

・空き家が今、ねらわれている理由
・泥棒が見ている「空き家のサイン」5つ
・お金をかけない「住んでいる風」対策7つ

なぜ今、空き家が
ねらわれるの?

結論から言うと、泥棒にとって空き家は
「時間をかけられる現場」だからです。

ふつうの家なら、住人がいつ帰るかわからない。
音を立てれば気づかれる。
でも空き家なら、だれも帰ってきません。

ねらわれるのは、給湯器やエアコンの室外機、
電線の銅、仏具、残された家電など。
「売れるもの」がそのまま残っているんです。

しかも最近の特徴は、
ひとつの地域の空き家が、まとめて被害にあうこと。
一軒見つかると、周りも次々とやられてしまう。

だからこそ、「うちは空き家だと気づかれない」
ようにすることが、いちばんの防犯になります。

泥棒が見ている
「空き家のサイン」5つ

泥棒は、侵入の前に必ず「下見」をします。
警察時代、彼らがどこを見ていたか。
答えはこの5つです。

1. 郵便受けからあふれたチラシ
2. のび放題の雑草と庭木
3. 閉めっぱなしの雨戸
4. 夜、いつ見ても真っ暗
5. 玄関まわりのほこりとクモの巣

どれも「人の気配」の有無です。
逆に言えば——
このサインを消せば、空き家には見えません。

ちなみに、下見のときに小さな目印を残す
「マーキング」という手口もあります。
くわしくは犯罪者の「下見」手口と狙われない家の作り方もどうぞ。

お金をかけずに
「住んでいる風」に見せる7つ

ここからが本題です。
月額の管理サービスに頼らなくても、
できることはたくさんありますよ。

1. 郵便物を止める(無料)

郵便局の「転居・転送サービス」で
郵便物を自分の家に転送。
あふれたチラシは「留守です」の看板です。
チラシお断りステッカーもあわせて。

2. 月1回の「気配づくり」(無料)

行ける距離なら、月1回でいい。
玄関を掃き、雑草を抜き、窓を開けて風を通す。
「手入れされている家」は、それだけで守られます。

3. 雨戸は全部閉めない

意外に思うかもしれませんが、
全部の雨戸を閉め切ると「無人です」と
宣言しているようなもの。
2階の1〜2枚は開けて、生活感を残しましょう。

4. タイマー式ライト(330円〜)

夕方になると自動で灯りがつく電池式ライト。
100均で手に入ります。
夜に窓がほんのり明るいだけで、
「真っ暗な家」リストから外れます。
100均の防犯グッズ7選でも紹介しています。

5. ソーラー式センサーライト(1,000円台)

人が近づくとパッと光るライト。
ソーラー式なら電気契約を切った空き家でも使えます。
泥棒がいちばん嫌う「光」を自動であててくれる、
空き家防犯の主役です。

6. ご近所さんへの「一声」(無料・最強)

「空き家になったので、何かあったらこの番号へ」
と、お隣さんにあいさつしておく。
じつはこれが最強の防犯カメラです。
地域の目ほど、泥棒が嫌うものはありません。

7. 表札と呼び鈴は外さない

空き家になっても、表札はそのままに。
「〇〇さんの家」である限り、
泥棒には住人の存在が消えません。

ノア
ノア
うちも実家にソーラーのセンサーライトつけたよ!工事いらずで、玄関と裏口に2つ。夜に光ってるのを見ると、なんだか家が生きてるみたいで安心するの。
トワ
トワ
配線工事も電気契約も不要で1,000円台なら、コスパは文句なしだ。明るさセンサーと人感センサーの両方がついたタイプを選ぶのがポイントだな。

楽天でソーラーセンサーライトを見てみる

帰省したらやろう!
実家の点検チェックリスト

お盆に実家へ帰ったら、
このリストを5分だけ確認してみてください。

【実家・空き家の点検チェックリスト】

✅ 郵便受けにチラシがたまっていない?
✅ 雑草と庭木はのびすぎていない?
✅ 窓・雨戸のカギは全部かかってる?
✅ 見覚えのないシールや傷(マーキング)はない?
✅ 貴重品・仏具・工具は家に残していない?
✅ ご近所さんに連絡先を渡してある?

遠方に住んでいて、どうしても通えない場合は、
警備会社の空き家見守りサービスという選択肢もあります。
まずはALSOKの資料請求(無料)
料金と内容を比べてみるのが安心です。

離れて暮らす親御さん自身の防犯が心配な方は、
離れて暮らす親の防犯チェック7選もあわせてどうぞ。

カモネギくん
カモネギくん
「住んでいる風」に見せるだけなら、僕にもできそうカモ!お盆に帰ったら、さっそくチェックリストやってみるカモ!
ガードネギさん
ガードネギさん
それでいいんだぞ。空き家は「ほったらかしにしない」だけで、被害のリスクが大きく下がる。思い出のつまった実家、ちゃんと守っていこうな、カモネギ。

防犯は、怖がることではなく、知ること。
だれも住んでいなくても、
そこはずっと、大切な家ですから。

ABOUT ME
防犯アドバイザーかっちゃん
警察実務 25年。生活安全・防犯対策を担当し、ストーカー相談・特殊詐欺対策・空き巣防犯など幅広い現場経験を持つ。自治会・PTA・学校での防犯講習実績多数。「難しい防犯をやさしく」をモットーに、一人暮らし女性・子ども・高齢者が今日からできる防犯対策を発信しています。▶ 詳しいプロフィールはこちら → https://www.anzen-kurashi.site/about/