届いていないのに”不在通知”SMSが来る!スミッシング詐欺の見破り方と5つの対策【2026年最新】
【この記事でわかること】
・「不在通知SMS」を装ったスミッシング詐欺の最新手口
・本物の宅配SMSと偽物を見分ける3つのチェックポイント
・被害を防ぐ今日からできる5つの具体的対策
・もし誤ってURLをタップしてしまったときの対処法
突然ですが、こんなSMSが届いたことはないでしょうか?
「お荷物のお届けに上がりましたが、
ご不在のため持ち帰りました。
こちらから再配達のお申し込みを…」
じつは、このようなSMSが届いたとしたら、
それは詐欺かもしれません。
宅配業者を装ったSMSで個人情報や
クレジットカード情報を盗む手口を
「スミッシング詐欺」と言います。
2025年のデータによると、
スミッシング詐欺の手口で最も多いのが
「宅配業者をかたる偽SMS」。
なんと5年連続でワースト1位なんです。
しかも最近は、生成AIを使って
本物そっくりの文章を作られるため、
一見しただけでは見破るのが難しくなっています。
でも大丈夫です。
知っていれば、必ず見破れます。
警察実務経験25年の元警察官・かっちゃんが、
スミッシング詐欺の最新手口と
今日からすぐできる対策をやさしく解説します。
スミッシング詐欺とは?
なぜ今これほど増えているのか
「スミッシング」とは、
SMS(ショートメッセージ)を使った
フィッシング詐欺のことです。
ちなみに「フィッシング詐欺」とは、
本物そっくりの偽サイトに誘導して
個人情報やパスワードを盗み取る詐欺の総称。
SMSを使ったものをとくに「スミッシング」と呼びます。
なぜ今これほど急増しているのでしょうか?
理由は主に3つあります。
理由① ネット通販の普及でタイミングを狙われる
コロナ以降、ネット通販の利用者が急増しました。
「今日、荷物が来るかも」と思っているタイミングを
狙って偽SMSを送ることで、
タップ率が上がるんです。
詐欺グループは電話番号リストを使って
無差別にSMSを送っています。
たまたまあなたが注文中だったりすると、
「本物かも!」と思ってしまいますよね。
理由② 生成AIで文章が完璧になった
以前の詐欺SMSは、日本語がおかしかったり
明らかに不自然な点がありました。
しかし最近は生成AIを使うことで、
完璧な日本語の自然な文章が作れるようになっています。
本物の宅配業者のメッセージと
ほぼ見分けがつかないレベルになってきているんです。
理由③ 日本が世界最大の標的国に
あるセキュリティ調査によると、
フィッシング詐欺の被害で
日本が世界最大の標的国になっているとのこと。
「日本人は引っかかりやすい」と
世界の詐欺グループに狙われているのが現状です。
これは怖い話ですが、
知っているだけで対策できます。
本物と偽物の見分け方
3つのチェックポイント
「本物かどうかわからない…」
そう思うかもしれませんが、
偽のスミッシングSMSには必ず特徴があります。
チェック① URLのドメインが不自然
本物の宅配業者(ヤマト・佐川・郵便局など)は、
公式ドメインを使っています。
たとえばヤマト運輸なら「kuronekoyamato.co.jp」、
佐川急便なら「sagawa-exp.co.jp」が本物のドメインです。
一方、偽SMSのURLはこんな感じです:
「yamato-exp-delivery.com」
「sagawa.delivery-confirm.net」
よく見ると、本物のドメインとは違います。
URLをタップする前に、
ドメイン部分を必ず確認しましょう。
チェック② 注文した覚えがない
じつは一番シンプルな確認方法です。
「今日、何か注文したっけ?」と考えてみてください。
注文した覚えがなければ、まず疑うべきです。
詐欺グループは、電話番号のリストを使って
無差別にSMSを送っています。
あなたが何も注文していなくてもSMSが届きます。
「偶然タイミングが合った」だけで
本物と思い込まないようにしましょう。
チェック③ 急かす文言が入っている
「本日中に手続きしてください」
「24時間以内に再配達を申し込んでください」
このような緊急性をあおる表現は要注意です。
冷静に判断できないよう焦らせるのが
詐欺師の常套手段なんです。
本物の宅配業者は、
「今すぐ」と強制するような
プレッシャーのかけ方はしません。
急かされたら「詐欺かも」と思ってください。
被害に遭わないための
5つの具体的対策
対策① 不審なSMSのURLは絶対にタップしない
不審なSMSが届いたら、
まずURLをタップしないことが最重要です。
本物の荷物の状況を確認したい場合は、
SMSのURLからではなく、
宅配業者の公式アプリや
ブラウザで業者名を検索してからアクセスしましょう。
対策② 公式アプリで確認する習慣をつける
ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便には
それぞれ公式アプリがあります。
荷物の追跡や再配達の申し込みは、
必ず公式アプリから行うようにしてください。
一度インストールしておくだけで、
「このSMSは本物かな?」と迷う必要がなくなります。
スマホに入れておくだけで安心感が違います。
対策③ フィルタリング設定をオンにする
iPhoneの場合は
「設定 → メッセージ → 不明な差出人をフィルタ」をオン。
Androidの場合はセキュリティ設定から
スパムSMS対策をオンにできます。
完璧ではありませんが、
あやしいSMSを事前に分類してくれます。
さらに月額300〜500円程度の
セキュリティアプリを使えば精度が格段に上がります。
対策④ 万一タップしても個人情報を入力しない
「あ、タップしてしまった!」
そんなときも、パニックになる必要はありません。
URLをタップしただけで
情報が盗まれることは基本的にありません。
問題なのは、偽サイトで
個人情報やカード情報を入力してしまうことです。
怪しいサイトが開いたら、
何も入力せずすぐに閉じてください。
入力さえしなければ被害は防げます。
対策⑤ 家族や友人にも情報をシェアする
一人暮らしの方や高齢の家族がいる方は、
ぜひこの情報をシェアしてください。
詐欺師は「知らない人」を狙います。
「こういう詐欺があるよ」と知っているだけで、
被害のリスクがぐっと下がります。
あなたの一言が大切な人を守ることにつながります。
もし被害に遭ってしまったら
すぐにやること3つ
「個人情報を入力してしまった…」
「カード情報を入れてしまった…」
そんな場合は、すぐに以下の3つの対応をとってください。
① クレジットカード会社に連絡してカードを止める
早ければ早いほど被害を最小限にできます。
カード会社の緊急連絡先は
カードの裏面に書いてあります。
② 入力したパスワードをすぐに変更する
IDやパスワードを入力してしまった場合は
すぐに変更してください。
同じパスワードを他のサービスでも使っている場合は、
そちらも変更が必要です。
③ 警察や相談窓口に連絡する
「どうせ解決しないから…」と思わず、
被害届を出すことが大切です。
消費者ホットライン「188番」や
警察相談専用電話「#9110」でも相談できます。
【今日からできる対策まとめ】
✅ 身に覚えのない荷物のSMSはURLをタップしない
✅ 荷物の確認は公式アプリ・公式サイトから行う
✅ SMSのURLが不自然なドメインでないか確認する
✅ 「本日中に」など急かす文言は詐欺のサインと疑う
✅ 個人情報を入力してしまったらすぐカード会社へ連絡
スミッシング詐欺は、知っていれば確実に防げます。
「あ、これは偽物かも」と気づける人が増えれば、
詐欺グループの被害は確実に減ります。
この記事を読んでくださったあなたは、
もうスミッシング詐欺に引っかかる可能性が
ぐっと低くなりました。
ぜひ家族や友人にも、
「こんな詐欺があるよ」と教えてあげてください。
あなたの一言が、大切な人を守ることにつながります。





