ストーカーになりやすい人の特徴5つ|付き合う前に見抜く方法
[simple-box3 title=”この記事でわかること”]
- ストーカー被害は「知らない人」より「知っている人」から多い理由
- 世界標準の「ストーカー5分類」で相手のタイプを冷静に分析する方法
- なぜ「話し合い」が通じないのか(認知の歪みのメカニズム)
- 付き合う前に気づける「3つの日常的な予兆」
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1. データで見る現実:犯人は「見知らぬ人」ではない?
まず、私たちが持っている「ストーカー=見知らぬ怪しい人」というイメージについて、
実際のデータを見てみましょう。
【ストーカー事案における加害者と被害者の関係】
警察庁の統計(令和5年)によると、
ストーカー被害の相手方の内訳は以下のようになっています。
- 交際相手(元含む):約38%
- 配偶者(元含む):約12%
- 知人・友人・職場関係:約25%
- 面識なし:わずか約5%
出典:警察庁 生活安全局「令和5年におけるストーカー事案の検挙状況等について」
2. 【犯罪心理学】ストーカーは「5つのタイプ」に分類される
では、どのような人がストーカー化しやすいのでしょうか?
オーストラリアの精神科医ポール・ミューレン(Paul Mullen)博士らが提唱した、
世界的に引用されている「ストーカーの5分類(1999)」を知っておくと、
相手の行動を冷静に分析できます。
① 拒絶型(The Rejected)
もっとも多いタイプです。
元恋人や配偶者から別れを告げられた際に、
「関係を修復したい(執着)」という気持ちと、
「傷つけられた(復讐)」という怒りが混ざり合って暴走します。
② 親密希求型(The Intimacy Seeker)
孤独感が強く、「この人こそが運命の相手だ!」と一方的に思い込むタイプです。
相手が拒絶しても「今は照れているだけ」「僕を試しているんだ」と、
自分の都合の良いように解釈します。
③ 無能型(The Incompetent)
「相手の気持ちを考える」ことが苦手で、社会的なスキルが低いタイプです。
悪気なくしつこくデートに誘ったり、空気が読めない行動を繰り返したりします。
④ 憎悪型(The Resentful)
「自分は不当に扱われている」「馬鹿にされた」という被害者意識が強いタイプです。
相手を怖がらせることで、自分が優位に立ったような満足感を得ようとします。
⑤ 捕食型(The Predatory)
これは非常に稀ですが、性的な目的で最初から危害を加えることを計画しているタイプです。
静かに情報収集を行うのが特徴です。
3. なぜ話が通じない?原因は「認知の歪み」
被害者がどれだけ「やめて」と伝えても、行動がエスカレートする原因の一つに、
心理学で言う「認知の歪み(Cognitive Distortion)」があります。
加害者の多くは、事実をありのままに受け取ることができず、
脳内で自分に都合よく変換してしまいます。
[simple-box2 title=”認知が歪んでいる人の脳内変換(例)”]
事実: 彼女が警察を呼んだ。
歪んだ解釈:「彼女は誰かに操られて警察を呼ばされたに違いない!僕が彼女を救い出してあげなきゃ!」
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このように解釈されてしまうため、論理的な説得は通用しません。
自分たちだけで解決しようとせず、
「物理的に距離を置く」「第三者(警察や専門家)を間に入れる」ことが鉄則です。
4. 付き合う前に見抜ける?日常に潜む「3つの予兆」
100%見抜くことは難しいですが、ストーカー化しやすい性格傾向にはいくつかの共通点があります。
以下の3つに当てはまる場合は、警戒レベルを上げたほうが良いでしょう。
① 交際初期の「過剰な愛」
出会ってすぐに「結婚したい」「君なしじゃ生きられない」と極端に重い言葉を言ったり、
高価なプレゼントを贈り続けたりする人。
最初は情熱的に見えますが、冷めるのも早く、
思い通りにならないと攻撃的になることがあります。
② 店員さんへの態度が横柄
自分より立場が弱い(反撃してこない)店員さんに対して、怒鳴ったり見下したりする人。
これは「他者への共感性」が欠如しているサインです。
付き合いが長くなれば、その冷酷な態度はパートナーに向けられます。
③ 「俺は悪くない」という他責思考
何かトラブルがあった時、絶対に謝らず「あいつが悪い」「お前が俺を怒らせた」と人のせいにする人。
この性格は、別れ話の際にも「別れるのはお前のせいだ」と逆恨みする原因になります。
まとめ|心理を知ることは、身を守る武器になる
[simple-box2 title=”この記事のまとめ”]
- ストーカー被害の95%は「知っている相手」から起きる
- 犯罪心理学の5分類でタイプを見極められる
- 「認知の歪み」があるため、話し合いでは解決しない
- 過剰な愛・店員への態度・他責思考が日常的な予兆
- 違和感を感じたら、警察相談専用電話「#9110」へ
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参考文献・出典
- 警察庁 生活安全局「令和5年におけるストーカー事案の検挙状況等について」
- Mullen, P. E., Pathé, M., & Purcell, R. (2000). Stalkers and their victims. Cambridge University Press.
- 特定非営利活動法人ヒューマニティ(ストーカー対策カウンセリング)
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