「警察から電話が来た」は要注意!急増するニセ警察詐欺の手口と、離れて暮らす親を守る3つの対策
本物か詐欺かわからなくて怖いカモ…
でも知っていれば絶対に防げるから、一緒に確認しようなんだ。
【この記事でわかること】
・ニセ警察詐欺の具体的な手口(電話の流れ)
・どんな人が狙われやすいのか
・離れて暮らす親を守るために今すぐできる3つの対策
「お母さん、警察から電話が来て、
口座が犯罪に使われたって言われた…」
そんな連絡が親から届いたら、
パニックになりますよね。
じつは、これは典型的な
「ニセ警察詐欺」の入り口です。
2025年の特殊詐欺被害は過去最悪を更新し、
被害総額はなんと3,241億円に達しました。
(警察庁発表・令和7年暫定値)
そのなかでも「ニセ警察詐欺」は
認知件数が急増している、
とても危険な手口のひとつです。
でも大丈夫。
手口を知っておくだけで、
ほぼ確実に防ぐことができます。
この記事では、警察実務経験25年の
「防犯アドバイザーかっちゃん」が、
わかりやすく解説します。
「ニセ警察詐欺」って
どんな手口なの?
ニセ警察詐欺とは、
警察官や検察官などの
「公的機関の職員」になりすまして
お金をだまし取る詐欺です。
ちなみに、「オレオレ詐欺」の一種でもあり、
2025年はこのオレオレ詐欺が
前年比で2倍以上に急増しています。
典型的な電話の流れ
実際の手口はこんな感じです。
①「警察(または検察)の○○です」と電話がくる
②「あなたの口座が犯罪に使われています」
③「口座を守るために、お金を安全な場所に移してください」
④指定の口座や「受け取り役」にお金を渡してしまう
「口座を守る」というもっともらしい理由で、
お金を移させるのが典型的なパターンです。
最近では、
国際電話番号(+1、+44などで始まる番号)からの着信も急増中。
2025年は前年比95%増とのことで、
見慣れない番号には特に注意が必要です。
信じてしまいそうカモ…。悪い人って本当に上手いカモ。
最初から決めておくことが大事なんだぞ。本物の警察は絶対に電話でお金の話はしないぞ。
狙われやすいのは
どんな人?
ニセ警察詐欺の主なターゲットは、
60〜80代の高齢者です。
「警察や官公庁を信頼する世代」
「電話でやり取りすることに慣れている世代」
ということが理由のひとつです。
ただし、最近の傾向として
20代・30代の被害も前年比2倍以上に増えています。
若い世代はSNSやネット経由、
高齢者は電話経由というように、
手口が分かれてきているのが特徴です。
つまり「うちの親は大丈夫」と
思い込んでいること自体が危険なんです。
ではないでしょうか?
電話を見分ける
3つのサイン
詐欺電話には、共通した特徴があります。
これを知っておくだけで、ぐっと安心です。
①「口座を移す」「現金を預ける」という話が出る
本物の警察や検察は、
電話でお金の話を絶対にしません。
「口座を守るため」「犯罪捜査への協力」など、
もっともらしい理由があっても、
お金に関する話が出た時点でアウトです。
②「他の人には絶対に話さないで」と言われる
詐欺師が最も恐れるのは、
「家族への相談」です。
だから「秘密にしてください」「誰にも言わないでください」と
必ず念を押してきます。
これが出たら、即座に電話を切りましょう。
③電話番号が「+1」「+44」などから始まる
国際電話番号からの着信は要注意。
2025年の特殊詐欺では、
国際電話番号の利用が92,996件(前年比95%増)に達しています。
知らない国際番号からの着信は、
出ないのが一番安全です。
離れて住む親を守る
今すぐできる3つの対策
対策①「家族の合言葉」を今すぐ決める
まず一番大切なのが、
家族だけが知っている「合言葉」を決めておくこと。
「お金の話が出たら、必ず合言葉を言ってから電話を切る」
というルールを作るだけで、
冷静に対処できるようになります。
合言葉の例:「うちの合言葉は”梅干し3粒”」など、
なんでもOKです。
大切なのは「家族で決めた行動ルールがある」という安心感です。
対策②「迷惑電話対策機能付き電話機」に替える
「そんなこと言われても、どうすれば…」
と思うかもしれませんが、
機械の力を借りるのも立派な対策です。
迷惑電話対策機能付きの電話機は、
かかってきた電話に自動で「この通話は録音されます」と
アナウンスしてくれます。
これだけで、
詐欺師の多くが電話を切るというデータがあります。
価格は5,000〜15,000円程度から選べます。
設定も簡単で、お母さんもすぐ使いこなせました!
「録音しますよ」のアナウンスで安心感が全然違うって言ってたんです。
住んでいる市区町村の窓口に確認してみる価値アリですよ。
対策③「詐欺かも?」と思ったら電話を切って確認する
これが最強の対策です。
「警察から電話があった」と言われたら、
いったん電話を切って、
自分でその警察署の番号を調べ直して電話する。
本物の警察なら、
電話をいったん切っても怒りません。
「急いで!今すぐ!」と焦らせてくるなら詐欺確定です。
そこで、親御さんには
この言葉を覚えてもらってください。
「いったん切って、自分で番号を調べてかけ直します」
これを言えるだけで、
ほとんどの詐欺を防ぐことができます。
まとめ:知ることが
最大の防犯です
「梅干し3粒」で決まりカモ〜!
電話一本、合言葉ひとつで、大切な家族をしっかり守れるぞ。
「知ること」が最強の防犯なんだぞ。
ニセ警察詐欺は怖い犯罪ですが、
手口を知っていれば必ず防げます。
今日できることから、
ひとつだけ始めてみませんか?
【今日からできる対策まとめ】
✅ 家族だけの「合言葉」を今日中に決める
✅ 「電話でお金の話が出たら詐欺」と親に伝える
✅ 迷惑電話対策機能付き電話機への買い替えを検討する
✅ 「いったん切って自分で番号を調べる」を合言葉にする
✅ 国際番号(+1、+44など)からの着信は出ない・折り返さない
参考:警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)」





