個人情報を守る方法6選|元警察官が教える日常の防犯習慣
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SNSに写真も載せるよ。
個人情報を守るって言われても、
気にすることが多くて迷うなぁ…。
いつもの暮らしでは、何から見直せばいいカモ?
ひと呼吸おくことからで大丈夫だぞ。
外出先の画面や郵便物など、
身近な6つの場面を一緒に確認するんだ。
できることを一つ選べばいいんだぞ。
帰りの電車で、スマホにパスワードを入力する。
ポイントがもらえるからと、登録フォームを埋める。
そんなとき、渡す情報を意識していますか?
便利に使いたいけれど、個人情報も守りたい..。
まず見直したいのは、
「誰に、何のために、どこまで渡すか」です。
こんにちは。警察実務25年の、
防犯アドバイザーかっちゃんです。
私は警察官時代、詐欺事件で検挙された犯人から、
個人情報を購入していたという話を直接聞きました。
その経験も交えながら、6つの習慣を紹介します。
軸になるのは「選ぶ」「接触を減らす」「早く相談する」。
暮らしの中で、できることから始めましょう。
【この記事でわかること】
・個人情報を守る6つの日常習慣
・元警察官が大切にする「出ない・会わない」
・被害に遭う前の相談と、情報が漏れたときの対応
個人情報を守る習慣①②
外出先の画面とSNS
個人情報を守るには、スマホの画面と手元にも注意を。
外出先では、入力する指の動きを見られることもあります。
① 画面と入力する手元を隠す
画面や指の動きを盗み見る手口を、
「ショルダーハッキング」
と呼びます。外出先では、隣や後ろとの距離を確認します。
画面の向きを変え、手元をもう片方の手で隠す。
人が近ければ、大切な入力は後回しで大丈夫です。
使い終わったらロックし、スマホを置いて席を離れません。
通知にメッセージ本文を表示するかも見直しましょう。
アカウント名が見えただけで、乗っ取られるとは限りません。
② SNSは背景と投稿時刻を確認
投稿前に写真を拡大して、
表札や宛名、学校名の写り込みを確認します。
家族全員の外出は、帰宅後に投稿する工夫もできます。
公開範囲や位置情報も確認し、
一緒に写る人には掲載してよいか確かめましょう。
SNS投稿で気をつけたい例はこちら。
個人情報を守る習慣③④
郵便物と電話・訪問
個人情報は、紙や会話からも伝わります。
読めるまま捨てず、知らない相手には話さない。
氏名や住所も、大切に扱いたい情報です。
③ 宛名や書類は読めるまま捨てない
警察官時代、詐欺事件で検挙された犯人から、
「名簿屋」と呼ぶ情報業者から、詐欺のために
個人情報を購入していた、と直接聞きました。
含まれていたのは、氏名、生年月日、住所、
家族構成、固定電話番号だったという話です。
これは私が聞いた犯人の説明であり、
名簿の入手経路や内容をすべて確認したという意味ではありません。
この話だけで、捨てた郵便物が名簿になったとは言えません。
それでも、手元の情報を読めるまま外に出さない工夫はできます。
不要な宛名や書類は細かく裁断し、必要なものは保管しましょう。
④ 基本は「出ない・会わない」
私が大切にしている防犯の基本は、
「電話に出ない」「訪問者などと直接会わない」。
知らない相手と接触する機会を減らす考え方です。
- 知らない相手からの電話には原則として出ず、留守番電話や迷惑電話防止機能を活用する
- 必要な折り返しは、公式サイトや契約書で連絡先を自分で確認する
- 突然の訪問にはインターホン越しに対応し、身元や用件を確認する前にドアを開けない
必要な連絡や、正当な訪問まで拒む趣旨ではありません。
点検などを名乗られても、契約先へ確認してからで大丈夫。
家族構成や財産、金庫の場所は、求められるままに伝えないでください。
一般的な対策の参考:個人情報保護委員会・警察庁/大阪府警(電話対策)/広島県警(不審電話・訪問への対策)
個人情報を守る習慣⑤⑥
ネット入力と家族の約束
個人情報を守るには、入力先に加えて、
「その情報を渡す必要があるか」
も確かめましょう。迷ったら、止めて相談してよいのです。
⑤ ポイントより先に、渡す情報を選ぶ
ポイ活やキャンペーンを利用するとき、
ポイントをもらうために、住所まで登録する必要があるか。
アプリに電話番号や生年月日を渡す目的は何か。
入力前に、運営元・利用目的・必須項目を確認します。
納得できない情報を求められたら、利用を見送る選択もあります。
ポイ活アプリすべてが危険、という話ではありません。
メールやSMSからログインを求められたら、
届いたリンクではなく、いつもの公式アプリなどから確認します。
パスワードは使い回さず、二段階認証を活用。
認証コードも他人に教えないでください。
⑥ 「被害の前に相談」を家族の約束に
家族とは「入力や送金を急がされたら、
いったん止めて連絡する」と決めておきましょう。
相談先を紙に書いておく方法もあります。
詐欺だと確信してからでなくて大丈夫です。
「何か変かも」の段階で話せるように、
相談された側も、責めずに一緒に確かめたいですね。
個人情報を守るグッズは
使う場面に合わせて
個人情報を守るグッズは、
普段の習慣を助けるものとして選びましょう。
ここでは、機能と選び方を紹介します。
ちょっと気になるんだよね…。
覗き見防止フィルターを選ぶなら、
自分のスマホに合うことと、
どの方向から見えにくくなるかを確認したいな。
手元や正面からの視線には注意しましょう。
書類の処分が負担なら、
シュレッダーの細断方法や
置き場所を比べてみるのもよいですね。
覗き見防止フィルター
画面を斜めから見えにくくする補助用品です。
対応機種、見えにくくなる方向、操作性を確認します。
手の動きまでは隠せないため、入力する場所も選びましょう。
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家庭用シュレッダー
クロスカットは縦と横に紙を細断する方式です。
細断サイズや対応する素材は製品ごとに異なります。
粘着ラベルを投入できるかも、説明書で確認してください。
【Amazonリンク:家庭用シュレッダー】
個人情報を守る対策の
よくある疑問
個人情報を守る道具や設定は、
普段の使い方と組み合わせると安心です。
Q. フィルターを貼れば安心ですか?
A. 覗き見を減らす補助になりますが、
見え方は製品や角度によって異なります。
正面からの視線や、入力する指の動きには注意が必要です。
Q. 親にうまく伝えるには?
A. 一度に全部を伝えず、
「知らない電話は留守番電話に任せよう」など、
よくある場面を一つ選んでみてください。
本人と設定を確認し、「迷ったら相談してね」と添えましょう。
暗証番号やパスワードを聞き出す必要はありません。
個人情報が漏れたかも
被害に遭う前に相談を
個人情報が漏れたかも、相手の話が少しおかしいかも。
そう感じたら、追加の入力や送金を止めて相談しましょう。
被害が確定するまで待つ必要はありません。
警察官時代、詐欺に遭っている本人が気づかず、
止めようとする警察官に怒り、説得に応じないまま、
結果として被害に遭ったケースを複数経験しました。
本人を責めたいのではありません。
被害が出る前に気づいて相談してもらえていれば、
防げた被害も多かったのではないか、と私は感じています。
「詐欺かどうか分からない段階で相談してほしい」
これが、現場を経験した私からのお願いです。
情報を伝えてしまったときは、
いつ・どこで・何を伝えたかを整理し、
メールやSMS、取引履歴を消さずに残しましょう。
- パスワード:正しい公式サイトやアプリから変更。同じものを使う別のサービスも変更し、ログイン履歴を確認します。入れない場合は公式の復旧窓口へ。
- スマホのロック解除用PIN:周囲から見られない場所で変更します。
- カード・銀行の情報:カード会社や金融機関の公式窓口へすぐ連絡し、必要な停止などの案内を受けます。
- 氏名・住所など:その情報を使った不審な連絡に注意。「情報を消す」と言う相手に追加の情報やお金を渡さないでください。
緊急ではない警察への相談は「#9110」へ。
相手が押しかけて脅すなど、
今まさに危険があるときは110番です。
参考:警察庁(情報入力後の対応)/全国銀行協会(銀行への連絡)/警察庁(相談窓口)
個人情報を守る習慣を
今日から一つ
個人情報を守る習慣は、今日使う場面から一つ。
全部を一度に変えなくても大丈夫です。
隣や後ろとの距離を確認してみるよ。
大切な入力は、落ち着ける場所でしようかな。
家族にも、困ったら早めに
相談していいんだよって伝えてみるカモ。
伝える前、入力する前にひと呼吸。
小さな工夫を続けることが大切なんだ。
もし情報を教えてしまっても、
自分を責めすぎず、早めに相談していいんだぞ。
【今日からできる対策まとめ】
✅ 選ぶ:画面・SNS・郵便物を見直し、渡す情報を必要最小限に
✅ 接触を減らす:知らない電話には出ない、突然の訪問者には直接会わない
✅ 早く相談する:詐欺か分からなくても、入力や送金の前に相談
警察官としての経験を振り返ると、
被害が出る前に相談してもらえていれば..と思うことがあります。
迷ったときは、一人で答えを出さなくて大丈夫です。
今日できる小さな工夫と、誰かに話すことから始めてくださいね。





