【完成版】AI音声の“家族だよ詐欺”を見破る方法
いつも私のブログを読んでくださって本当にありがとうございます。
現代社会はAIの進化により便利になった反面、その技術が新たな犯罪に利用されるようになっています。 特に今、急増しているのが**「AIで家族の声をコピーする詐欺」**です。
…おや? 向こうから、慌てた様子のカモネギくんの声が聞こえてきましたよ。 少し様子を覗いてみましょう。
…
はじめに:本物そっくりの“家族の声”が使われる時代に
「お母さん…声、変でごめん…事故を起こした…」
その声はたしかに、息子や娘の声。 呼び方も、息づかいも、いつもと同じ——。
しかし、その多くはAIで作られた偽物の声です。
詐欺グループは、SNSや動画サイト、あるいは以前の電話で留守電に残ったわずかな音声データから、“家族そっくりの声”を生成して電話をかけてきます。
この記事では、AI音声詐欺の最新手口と対策を、警察実務の視点からわかりやすく解説します。
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AI音声詐欺の最新手口
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詐欺師がよく使う「決まり文句」
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本物と偽物を一瞬で見分ける方法
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絶対に被害に遭わないための「家族ルール」
「声が似ているから大丈夫」という思い込みは、もう捨てなければなりません。 あなたや大切な家族の財産を守るために、今日からできる対策を一緒に確認していきましょう。
AI音声詐欺とは?
AI音声詐欺とは、AI(人工知能)を使ってターゲットの家族や知人の声をそっくり再現し、本人になりすましてお金をだまし取る詐欺のことです。
オレオレ詐欺の進化版とも言えますが、最大の特徴はその**「再現度の高さ」**にあります。
たった10秒で声はコピーされる
最近のAI技術(ディープフェイク音声)は、たった10〜15秒程度の音声データがあれば、本人とほぼ見分けがつかないレベルの声を作成可能です。
● どこから声が盗まれる?
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InstagramやTikTokに投稿した動画の声
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YouTubeに出演している家族の声
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以前の電話で、留守番電話に残したメッセージ
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無言電話をかけ、「もしもし?」と言わせた声
高齢者に限らず、私たち世代でも**「耳元で知っている声が聞こえたら、本人だと信じてしまう」**という心理を巧みに突いてくるのです。
AI音声詐欺で使われる“典型的なセリフ”
どんなに声が似ていても、話の内容には必ず「不自然な点」があります。 詐欺グループは、AIのボロが出ないように、最初に**「声がおかしい理由」**を言い訳するのが特徴です。
🚩 よく使われるセリフのパターン
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「風邪をひいてて、声が変でごめん」 → 多少声質が違っても、これで納得させようとします。
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「事故を起こした。相手と示談で済ませたい」 → パニックを起こさせ、冷静な判断力を奪います。
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「携帯をなくした。今は会社(上司・警察)の携帯からかけている」 → あなたから「本人の携帯」へ折り返し電話をさせないための嘘です。
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「今日中にお金がいる。誰にも言わないで」 → 第三者に相談させないための口止めです。
共通しているのは、「急がせること」と「本人確認(折り返し)をさせないこと」。この2つが揃ったら、詐欺を疑ってください。
本物と偽物を見分ける3つのポイント
AI音声は精巧ですが、完璧ではありません。冷静に聞けば「違和感」に気づくことができます。
① 感情の抑揚(トーン)が不自然
今のAIは、言葉を喋らせることは得意ですが、「焦り」「恐怖」「悲しみ」といった感情のゆらぎをリアルに再現するのはまだ苦手です。 「事故を起こしてパニックになっているはずなのに、話し方が妙に平坦」といった違和感がないか耳を澄ませてください。
② こちらの名前を呼ばない
本物の家族なら、第一声で「お母さん」「〇〇(あなたの名前)」と呼ぶはずです。 しかし詐欺師(AI)は、あなたの名前を知らない場合があります。
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偽物の特徴: 「もしもし、俺だけど…」「私だけど…」
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狙い: あなたの口から「まさか、タカシ?」と名前を言わせようと誘導してきます。先に名前を言ってはいけません。
③ 会話のキャッチボールが噛み合わない
AI音声は、あらかじめ用意した文章を読み上げているケースや、ボイスチェンジャーを使っているケースがあります。 そのため、突っ込んだ質問をすると**「返答に不自然な間が空く」や「質問を無視して話を強引に進める」**といった特徴が出ます。
だまされやすい人の特徴
「自分は大丈夫」と思っている人ほど危険です。特に以下のようなタイプの方は、ターゲットになりやすい傾向があります。
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家族思いで、トラブルに敏感な人
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電話が鳴るとすぐに取る習慣がある人
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家族との普段の連絡頻度が少ない人 (本人の今の状況を知らないため、嘘を信じやすい)
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「自分は詐欺になんか引っかからない」と過信している人
今日からできる3つの確実な対策(最重要)
AI詐欺に対抗するには、「見破る」ことよりも**「電話に出ない・仕組みで防ぐ」**ことが最強の防御になります。
① 家族だけで通じる「合言葉」を決めておく
これが最もコストがかからず、強力な方法です。
【合言葉の例】
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「実家で飼っていた最初のペットの名前は?」
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「お父さんの好きなプロ野球チームは?」
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「昨日の夜ご飯、何食べた?」
AIや詐欺師は、家族のプライベートな記憶までは盗めません。「お金の話」が出たら、まずはこの合言葉を投げかけてみてください。
② 電話自動録音機・防犯機能付き電話機を導入する
AI詐欺やオレオレ詐欺の犯人は、**「自分の声が証拠として残ること」**を極端に嫌がります。 「この電話は防犯のため録音されます」というアナウンスが流れるだけで、犯人は電話を切ります。
ここまで読んでくれてありがとう!
「理屈はわかったけど、実際にどんな準備をすればいいの?」って迷っちゃうよね。
そこで、私が家電量販店やネットで調べた中から、「これさえあれば安心!」という鉄板の対策グッズを2つだけ厳選したよ。
親御さんへのプレゼントや、自宅の防犯強化に役立ててね!
📞 1. 【買い替え派】迷惑電話防止機能付き電話機(パナソニック・シャープ等)
「実家の電話機、もう10年以上使ってるかも…」 そんな場合は、電話機ごと最新の防犯モデルに変えてしまうのが一番の近道です。
最近の防犯電話機は、AI詐欺やオレオレ詐欺の犯人が**「最も嫌がる機能」**が最初から全部入っています。
着信音が鳴る前に警告 電話がかかってくると、呼び出し音が鳴る前に「この通話は録音されます」と相手にアナウンス。この時点で、やましい目的の犯人は電話を切ります。
自動で通話録音 面倒な操作は不要。受話器を取れば勝手に録音開始。
「迷惑電話相談」ボタン 怪しいと思ったらボタン一つで、登録した家族や警察相談窓口に電話が繋がります。
「機械が苦手な親でも、置くだけで勝手に守ってくれる」のが最大のメリットです。
【工事不要・置くだけで今日から安心】
🎙️ 2. 【後付け派】通話録音アダプター(今の電話機に付けるだけ)
「今の電話機は使い慣れてるから変えたくない」 「もっと安く対策したい」
そんな方には、今の電話機にコードを一本つなぐだけの**「後付け録音機」**がおすすめです。
強力な「警告メッセージ」 着信時に「通話内容を録音します」とアナウンス。犯人を門前払いにします。
取り付けが超カンタン 電話線と電話機の間にカチッとつなぐだけ。工事も工具もいりません。
数千円〜1万円程度の投資で、家族の財産(数百万円)が守れるなら、決して高い買い物ではありません。
【取り付け簡単・犯撃退のアナウンス機能付き】
詐欺グループは「録音」を何よりも恐れるの。
だから、これらの機械を設置するだけで、あなたの家は「犯人にとって一番電話したくない家」になれるんだよ。
「まだ大丈夫」と思わずに、被害が出る前に“お守り”として準備してみてね!
③ 本人の携帯へ必ず“折り返し電話”をする
「携帯が壊れた」「番号が変わった」と言われても、絶対に元の番号(あなたが登録している番号)へかけ直してください。 本人が出れば「え?事故なんて起こしてないよ」と一発で解決します。 もし繋がらなければ、会社や配偶者など、別のルートで確認を取りましょう。
警察が推奨する相談先
少しでも「怪しい」と思ったら、一人で判断せず、すぐに公的機関へ相談してください。
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警察相談専用電話: #9110 「詐欺かどうか分からないけれど、不審な電話があった」という段階ならこちらへ。
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110番通報 「今すぐ振り込めと言われている」「家の近くにお金を取りに来る」など、緊急性がある場合は迷わず110番してください。
まとめ:AI詐欺は“声が似ている=本人”の時代ではない
AI技術の進化により、悲しいことですが**「声が似ているから本人だ」という常識は通用しなくなりました。**
だからこそ、アナログな対策が光ります。
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「声」だけで判断しない
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家族だけの「合言葉」を決めておく
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家の電話に「防犯・録音機能」をつける
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怪しいと思ったら、必ず「折り返し電話」
この4つの対策を、ぜひ次の週末にでもご家族で話し合ってみてください。 あなたの「ちょっとした知識」と「事前の準備」が、大切な家族の財産と笑顔を守る最強の盾になります。
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