なぜ若者は闇バイトに引っかかるのか~実際に起きている社会問題と、家庭・社会ができる防犯とは
🦆カモネギくん
「ガードネギさ〜ん……。
ニュースで見る闇バイトの事件、
若い人が多いって聞くけど……
そんなに簡単に引っかかっちゃうものなの?」
🛡ガードネギさん
「そう思うのは無理もない。
だが、闇バイトは
“だまされやすい人”を狙っているわけじゃない。
“追い込まれている若者”を狙っているんだ。」
🦆カモネギくん
「追い込まれている……?」
🛡ガードネギさん
「そうだ。
闇バイトは、
若者が置かれている“社会のすき間”に入り込む犯罪だ。」
闇バイトは「犯罪」だが、入り口は“普通の求人”
多くの若者が闇バイトに関わるきっかけは、
最初から犯罪だと分かって応募しているわけではありません。
実際の募集文言には、
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「短時間で高収入」
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「誰でもできる」
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「荷物を運ぶだけ」
-
「顔出し・履歴書不要」
といった、
一見すると普通のアルバイトと変わらない言葉が並びます。
特に、
生活費・学費・スマホ代・交際費などに悩む若者にとって、
「今すぐお金になる話」 は非常に魅力的に映ります。
なぜ若者が狙われやすいのか|背景にある社会問題
① 経済的な不安と将来への焦り
非正規雇用の増加、物価高、奨学金返済。
多くの若者は、
「頑張っても楽にならない」という感覚を抱えています。
そこに、
「普通に働くより効率がいい」
「努力しなくても稼げる」
という言葉が重なると、
判断力が鈍ってしまうのです。
② SNSが“日常の求人窓口”になっている
闇バイト募集の多くは、
SNSやメッセージアプリを通じて行われます。
若者にとってSNSは、
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友達との連絡
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情報収集
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仕事探し
すべてが集まる場所です。
そのため、
「怪しい場所に行った」という感覚がないまま
闇バイトに接触してしまいます。
③ 「断れない心理」を巧みに利用される
応募後、
すぐに犯罪行為を指示されるケースは多くありません。
最初は、
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雑談
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悩み相談
-
「君なら信用できる」
といったやり取りが続きます。
その後、
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身分証の提出
-
個人情報の送信
を求められ、
次第に 抜けられない状態 に追い込まれていきます。
実際に起きている闇バイト事件の現実
報道されている闇バイト事件では、
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実行役の多くが10代後半〜20代
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犯行内容を十分理解しないまま動かされている
-
家族に被害が及ぶと脅されている
といった共通点があります。
🦆カモネギくん
「怖い人たちに命令されてたら……
断れない気がするかも……。」
🛡ガードネギさん
「その通りだ。
闇バイトは、
若者を“使い捨ての道具”として扱う犯罪だ。」
家庭と社会ができる防犯とは
① 家庭で「お金の話」を避けない
闇バイトに関わった若者の多くが、
「お金の悩みを家族に言えなかった」と話しています。
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生活費
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学費
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借金
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アルバイトの不安
話せる空気を作ること自体が、防犯になります。
② 「楽に稼げる話は危険」という共通認識
頭ごなしに否定するのではなく、
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なぜ危険なのか
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実際に起きている事件
を共有することが大切です。
③ 地域・学校・社会での情報共有
闇バイトは、
個人だけで防ぐのが難しい犯罪です。
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学校での啓発
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地域での注意喚起
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家庭での会話
社会全体で“気づける環境”を作る必要があります。
闇バイトは「若者だけの問題」ではない
🦆カモネギくん
「最初は、
“若い人が悪いのかな”って思ってたけど……
それだけじゃないんだね。」
🛡ガードネギさん
「ああ。
闇バイトは、
社会の弱い部分につけ込む犯罪だ。
誰か一人を責めても、解決しない。」
🦆🛡 カモネギまとめ|若者を守ることは、社会を守ること
🦆カモネギくん
「もし身近な人が、
“楽に稼げる話”をしてたら……
今日の話、思い出すかも。」
🛡ガードネギさん
「それでいい。
防犯とは、
“止める力”を社会に増やすことだ。」
🦆カモネギくん
「闇バイトに引っかからないようにするって、
若者を信じて、
話を聞くことから始まるんだね。」
🛡ガードネギさん
「その通りだ。
若者を守ることは、
家庭を、地域を、社会を守ることにつながるんだぞ。」
最後に
闇バイトは、
一部の若者だけの問題ではありません。
社会の構造、経済的不安、
そして“助けを求めにくい空気”が重なった結果、
起きている犯罪です。
知ること、話すこと、共有すること。
それが、闇バイトを減らす一番の防犯です。

