「知らない人について行かない」はなぜ危険? ― 子どもに本当に教えるべき防犯ルールとは ―
🦆カモネギくん
「ガードネギさん、
“知らない人について行っちゃダメ”って、
子どもの頃からずっと言われてきたかも。」
🛡ガードネギさん
「そうだな。
でも実はその教え方、それだけだと危ないこともある。」
🦆カモネギくん
「えっ!?
ダメって言うのに、危ないの?」
🛡ガードネギさん
「今日はそこをちゃんと説明しよう。
なぜ子どもは“知らない人”について行ってしまうのか、
そして本当に教えるべき防犯ルールをな。」
なぜ「知らない人について行かない」だけでは不十分なのか
多くの家庭や学校で、
子どもにはこう教えています。
「知らない人について行っちゃダメ」
一見、正しいように見えます。
でも実際の事件や声かけ事案では、
この言葉が通用しないケースが非常に多いのです。
理由は、
👉 子どもにとって“知らない人”の定義があいまいだから。
子どもにとっての「知らない人」とは?
大人が考える「知らない人」と、
子どもが感じる「知らない人」は違います。
子どもが「知らない人じゃない」と感じやすい相手
-
優しい話し方の大人
-
笑顔で声をかけてくる人
-
大人っぽくない服装の人
-
「お母さんに頼まれた」と言う人
🦆カモネギくん
「たしかに……
“怖そうな人”だけが危ないわけじゃないんだね。」
🛡ガードネギさん
「むしろ逆だ。
優しそうな人ほど警戒しにくい。」
実例①「迷子のふり」をする大人
実際に多い声かけの例です。
「道が分からなくて困ってるんだ。
ちょっと一緒に来てくれない?」
子どもはここでこう考えます。
-
困っている人を助けたい
-
大人なのに頼られている
-
悪いことじゃない
結果、
**“ついて行ってしまう”**のです。
実例②「親・学校・先生の名前を出す」
「お母さんの知り合いだよ」
「先生に頼まれたんだ」
このパターンも非常に多く、
子どもは一気に警戒心を下げてしまいます。
🛡ガードネギさん
「ここが一番の落とし穴だ。
“知っている名前”が出ると、
子どもは“安全”だと錯覚する。」
子どもの心理①「断ったら悪い」
子どもは大人以上に、
-
空気を読む
-
相手の気持ちを考える
-
怒らせたくない
という気持ちが強いです。
そのため、
「断る=悪いこと」
と感じてしまい、
本当は嫌でも断れないケースが多いのです。
子どもの心理②「自分は大丈夫」
成長するにつれて子どもは、
-
もう小さくない
-
自分で判断できる
-
だまされない
と思い始めます。
これは成長として自然ですが、
防犯面では大きなリスクになります。
本当に教えるべき防犯ルール①
「知らない人」ではなく「一人で判断しない」
まず大事なのは、
言い換えです。
❌「知らない人について行かない」
⭕「大人でも、一人で判断しない」
-
困っている人がいても
-
優しそうでも
👉 必ず親・先生・知っている大人に確認する
これを繰り返し伝えます。
本当に教えるべき防犯ルール②
断っていい・逃げていい・叫んでいい
子どもに必ず伝えてください。
-
無視していい
-
走って逃げていい
-
大声を出していい
🦆カモネギくん
「“失礼”じゃないって、
ちゃんと伝えるの大事だね……。」
🛡ガードネギさん
「命より大事な礼儀はない。」
本当に教えるべき防犯ルール③
具体的な“言葉”を教える
抽象的な注意ではなく、
そのまま使える言葉を教えましょう。
例:
-
「いやです!」
-
「行きません!」
-
「助けて!」
短く、はっきり、
繰り返し練習することが大切です。
親ができる一番の対策:会話と確認
防犯は、
怖がらせることではありません。
-
今日あったことを聞く
-
帰り道を一緒に確認
-
声をかけられたらどうするか話す
🛡ガードネギさん
「防犯は、家庭での会話が9割だ。」
🦆カモネギくんのひとこと
「“知らない人”じゃなくて、
“一人で決めない”って教えるんだね。」
🛡ガードネギさん
「その通り。
判断を“共有する”ことが、
子どもを守る一番の力になる。」
まとめ|防犯ルールは「現実ベース」で教える
-
優しそうな人ほど注意
-
子どもの心理を理解する
-
具体的な行動と言葉を教える
それが、
子どもを守る本当の防犯です。
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