子どもが一人で留守番をする時間は、親にとっても不安が多いもの。
しかし、いくつかのポイントを押さえて準備しておけば、事故や犯罪に巻き込まれるリスクを大きく減らせます。
ここでは、警察実務経験から見た“家庭で整えてほしい”留守番の安全対策をわかりやすく解説します。
留守番前に必ず確認したい 3つの基本ルール
① 玄関の施錠は「ダブルロック」を徹底する
空き巣は、無施錠の家を最優先で狙います。
子どもが留守番するときは、以下のルールを徹底しましょう。
✔ 対策
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玄関は必ず 2つの鍵を施錠
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チェーンロック(ドアガード)も使う
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インターホン越しでも 絶対にドアを開けない
② 知らない相手が来てもドアを開けない
子どもが狙われるケースで多いのが「訪問者になりすます不審者」。
✔ 対策
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宅配・点検・営業でもドアを開けない
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「親は今、手が離せません」と答える練習をしておく
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インターホンは 必ず録画機能 ON にしておく
③ 家の中での行動範囲を決めておく
子どもは予想外の行動をしがち。
安全のため、留守番中に行って良い場所・ダメな場所を決めておきましょう。
✔ 対策
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ベランダには絶対に出ない
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キッチンで火は使わない
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玄関・窓には近づかない
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高所の窓は施錠しておく
電話・インターネットの使い方ルール
① 電話は「必要な相手にだけ」出る
留守番中の電話は、親の不在を悟られる要因になります。
✔ 対策
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親・祖父母・学校以外の電話には出ない
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留守電機能をONにしておく
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親とは“緊急連絡合言葉”を決めておく
例:「今日は何色のランドセルだった?」→本人確認に使える
② SNS・ゲーム内チャットは使わせない
オンラインゲームのチャットやSNSは、子どもの留守番時間を狙った
**「誘い出し」「個人情報抜き取り」**の温床です。
✔ 対策
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留守番中はSNS・ゲームの使用禁止
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位置情報サービスの公開は必ずOFF
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過去投稿の位置情報も削除する
緊急時に備えた“家の安全セット”を作ろう
① 必ず目につく位置に「緊急連絡カード」
冷蔵庫や電話の横に貼るだけでOK。
例:書いておく内容
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親の携帯番号(2つ以上)
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職場の連絡先
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近くの祖父母・親戚
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110番・119番
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住所とマンション名
→ 子どもは自分の住所をすぐ言えないことが多いので必須。
② 防犯ブザーは手の届く位置に置く
玄関・リビング・子ども部屋等複数個所に置くといざ使う時に安心。
③ 一度は「模擬留守番」をやってみる
いきなり実践ではなく、
親が家にいる状態で “留守番ごっこ” をやると習得が早いです。
遊びながら学ぶと覚えやすかったりもします。
練習するポイント
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ピンポンへの返答
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電話の対応
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緊急連絡カードの使い方
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玄関・窓の施錠チェック
まとめ|ルール化すれば留守番は安全になる
子どもの留守番は不安がつきものですが、
「ルールづくり」+「事前練習」 をしておくだけで、リスクは大きく減少します。
最後にチェックリストをまとめます。
✔ 留守番チェックリスト
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鍵はダブルロック
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インターホンは絶対に出ない
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電話は親・学校以外に出ない
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ベランダ・窓には近づかない
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SNS・オンラインゲームは禁止
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緊急連絡カードをすぐ取れる位置に置く
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防犯ブザーはすぐ使える場所へ
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模擬留守番で練習しておく

