はじめに‥
小学生の帰宅ルートには、想像以上の危険が潜んでいます。
犯罪の7割は「帰宅時間帯(15〜17時)」に集中しており、子どもが一人になる瞬間こそ最もリスクが高まります。
この記事では、警察実務経験者の視点から
「帰宅ルートで狙われやすい場所」
「不審者の典型的手口」
「今日からできる具体的な予防策」
を、親目線でわかりやすく解説します。
帰宅ルートで起きやすい危険とは?
●人通りが少ない路地
不審者が最も選びやすいのが「人の目が届かない細い道」。
見通しが悪く、逃げ場も少ないため、犯罪が発生しやすいポイントです。
●ブラインドコーナー
曲がり角や植え込み、塀などで死角になる場所も危険。
不審者は「死角で待ち伏せる」ケースが現場では多く見られます。
●駐車場・マンション敷地内
車の影やエントランスは隠れやすい場所。
「見えにくさ」×「逃げやすさ」が揃う典型的な危険エリアです。
●公園・遊歩道
放課後の公園は子どもが多い一方で、見通しの悪い場所も多く油断しがち。
遊具の裏・ベンチ周辺の死角に注意が必要です。
不審者の典型的な手口
●後ろからついてくる
子どもの後方5〜10mを一定距離でつけてくる行動は要注意。
声を出させずに近づくための手口です。
●道を聞くふり
「ちょっと道を教えて」
これは典型的な声かけ事案の1つ。
優しさにつけ込み、距離を詰めようとします。
●車で横付けして声かけ
最も危険な行為のひとつ。
無理やり連れ込むケースにつながる危険性があります。
●写真撮影などの嫌がらせ
スマホで撮影しようとするのも犯罪の前兆です。
親ができる安全対策
●① 安全な「帰宅ルート」を設定する
・死角が少ない
・人通りの多い通り沿い
・商店・交番・公共施設がある道
を基準に、親子で歩いて決めておきましょう。
●② GPSトラッカーを持たせる
今は AirTag・みてねGPS など、子ども用のGPSが非常に優秀。
帰りが遅い時もすぐ位置を確認できます。
●③ 防犯ブザーの練習
「引っ張れば鳴る」はNG。
実際に鳴らして訓練することが大切。
●④ 助けを求められる場所を共有
交番・コンビニ・習い事・近所の家など、
「駆け込める場所マップ」を一緒に作ると◎。

