通勤・通学、買い物、散歩など、
日常の移動中に「一番狙われやすい」のが 徒歩・自転車 です。
特に“女性のひとり行動”は犯人にとって標的になりやすいため、
ちょっとした工夫が安全を大きく左右します。
警察実務での対応経験をもとに、今日から使える対策をまとめました。
■徒歩移動で被害が起きやすい状況とは?
徒歩は視界が狭く、逃げ場が少ないのが特徴。
次のような状況は特に注意が必要です。
●① 夜の帰宅時(19〜23時)
人通りが減り、不審者が隠れやすい時間帯。
●② 歩道が狭く、建物の死角が多い道
フェンス、駐車場、電柱、物陰が多い場所は待ち伏せされやすい。
●③ イヤホンで周りの音が聞こえていない
接近や足音に気づけないため危険。
●④ 自宅の近くで気が緩みやすい
犯人は「家の近くほど狙いやすい」と知っている。
■徒歩移動での防犯対策5つ
今日からできて効果の高いものだけを厳選!
① 「死角を避けて歩く」だけで安全度が上がる
不審者は物陰を利用します。
・植え込み
・駐車場の車の影
・自販機の横
・マンションの角
死角を避けて、車道側・開けた中央を歩くのが最も安全。
② 夜は明るい道・人がいる道を必ず選ぶ
多少遠回りでもOK。
・スーパー前
・コンビニ前
・明るい商店街
・交差点
「目撃されやすい道」を通るだけで狙われにくくなります。
③ スマホ歩きは絶対にやめる
犯人は「スマホに夢中の人」を非常に狙いやすいと考えます。
・位置情報を知られやすい
・接近に気づかない
・自宅を特定されるリスクが高い
画面を見るのは“止まっているときだけ”。
④ 防犯ブザーは“すぐに引ける位置”に付ける
バッグの中では意味がありません。
おすすめの場所
・リュックの肩紐
・バッグの外ポケット
・腰のあたりに固定
引っ張るだけで大きな音が出て、その場で犯人はほぼ逃げます。
⑤ 自宅の前で周囲を必ず確認する(家に真っ直ぐ入らない)
犯人が一番狙うのは「自宅の前」。
理由:
✔ 他人に見られにくい
✔ 逃げ込みを防ぎやすい
✔ 住所を特定できる
① 家の前を通り過ぎる
② 後ろに誰もいないことを目で確認
③ 玄関へ戻る
これだけで被害率は大幅に下がります。
■自転車移動で狙われる危険ポイント
自転車も意外と狙われやすいです。
●① 帰り道で後ろにつけられる
速度の変化が少ないため尾行されやすい。
●② 自転車置き場が暗い
夜のマンション下・駐輪場は待ち伏せに注意。
●③ 鍵をかけずに少し離れる
「短時間で戻るし…」は一番危険。
■自転車移動の防犯対策5つ
① 自転車でも“遠回りの明るい道”を選ぶ
徒歩と同じで、人目のあるルートを優先。
② 変だと思ったらスピードを変えてみる
尾行しているならペースを合わせてくるので判断しやすい。
・急にゆっくり走る
・急に速く走る
不自然に合わせてきたら要警戒。
③ 駐輪場では必ず周囲を見渡す
マンション・月極駐輪場は特に危険。
・車の間
・壁の陰
・エレベーター前
誰か潜んでいないか、1秒で良いので確認してから降りる。
④ 鍵は“二重ロック”を基本にする
盗難防止に効果バツグン。
・U字ロック
・ワイヤーロック
・地球ロック(柵に固定)
盗難犯は「時間がかかる自転車」を嫌います。
⑤ 自宅近くでスピードを落とさない
自宅バレを防ぐため。
・曲がり角で後ろを確認
・自宅は“ふつうに通り過ぎる”
・誰も見ていない時だけ戻って入る
自宅に直行するのはもっとも危険。
■不審者に遭遇したらすぐに取る行動
● 人のいる場所に逃げる
コンビニ・交番・駅が最適。
● 家族に連絡する
位置情報も共有すると安心。
● 明らかな危険は110番
「つけられている感じがする」だけでOK。
■ まとめ:移動中の小さな意識が“大きな防犯”になる
徒歩でも自転車でも、
狙われにくい人の共通点は「周囲をよく見ていること」。
・死角を避ける
・スマホを見ない
・家の前で必ず確認する
・防犯ブザーを外側へ付ける
これだけで被害率は劇的に下がります。

