いつも私のブログを読んでくださって
本当にありがとうございます。

オレオレ詐欺のほかに被害が多いのが
「還付金があります」
などとだましてくる還付金等詐欺です。

どんな手口でだましてくるかを知れば
だまされなくなります。

今日も一緒に学んで自主防犯力を高めましょう。

はじめに:役所や銀行を名乗る詐欺が増えている理由

近年、「役所を名乗る電話」「銀行の職員を名乗るSMS」など、
公的機関そっくりの詐欺 が急増しています。

なぜなら、
人は “権威ある相手からの連絡” ほど疑わなくなる から‥

・税金
・保険料
・医療費
・年金
・銀行口座の安全確認
・カードの停止
このあたりの“生活に密接”な話題を使われると、
誰でも不安になってしまう。

この記事では、
役所・銀行を名乗る詐欺の特徴と、だまされる瞬間、見抜くポイント、対処法
詳しく解説します。

今日からこの知識が、
あなたと家族を守る大切な武器になります。


① 役所を名乗る詐欺の特徴

〜「返金があります」「過払いが発生しています」が鉄板ワード〜

役所を名乗る詐欺は、
主に “返金・還付” を利用する手口 が多いです。


▼ よくある詐欺の流れ

  1. 市役所・区役所の職員を名乗る電話がくる

  2. 「医療費の返還があります」「保険料の過払いがあります」

  3. ATMでの返金手続きを案内する

  4. 実際には“振込”をさせ、お金をだまし取られる


▼ 詐欺が使う言葉の特徴

・「今日中に手続きが必要です」
・「期限が過ぎているので急いでください」
・「ATMならすぐできます」
・「銀行が混むので早めに」

詐欺師の狙いはただひとつ。
相手を焦らせ、考えさせないこと。


▼ なぜATMへ誘導するのか?

普通の返金手続きにATMは不要。
にもかかわらず、詐欺師がATMを使わせるのは——

・相手が何をしているか確認できる
・入金(振り込み)を操作しやすい
・銀行職員に止められにくい

という理由があります。

「返金でATM」は、
その時点で100%詐欺 と覚えておいてください。


② 銀行職員を名乗る詐欺の特徴

〜不安を最大限に“利用”してくる手口〜

銀行系の詐欺で最も多いのは、
“カードの悪用” を装う電話やSMS です。


▼ 典型的な詐欺の流れ

  1. 「あなたのカードが不正利用されています」

  2. 「安全のためにカードを交換する必要があります」

  3. 自宅へ“偽の銀行員”が訪問

  4. その場でカードを回収し暗証番号を聞き出す

実際には銀行職員が自宅に来ることは 一切ない にも関わらず、
“カードが危険状態” という不安につけ込まれ、
だまされてしまうケースが多くあります。


▼ 銀行詐欺で使われるキーワード

・「不正取引がありました」
・「すぐに利用停止の手続きが必要です」
・「カードを交換します」
・「暗証番号の確認をさせてください」

銀行が暗証番号を聞くことは絶対にありません。
一度でもこれを言われたら 100%詐欺 です。


③ なぜ人は“役所・銀行を名乗る詐欺”にだまされるのか?

詐欺被害者に共通しているのは、
“普段はしっかりしている人” だということ。

では、なぜだまされてしまうのでしょうか?


▼ 理由1:専門用語を使われ、本物に見えてしまう

役所や銀行の名前、部署名、担当番号などを流れるように話し、
「詳しそうな人」と錯覚させる。


▼ 理由2:不安をあおる言葉で判断力が低下する

・“返金”
・“過払い”
・“不正利用”
・“停止”
こうした言葉は心理的に強く働き、
人の思考を一瞬で止めてしまいます。


▼ 理由3:急がされることで確認する余裕がなくなる

「本日中」「今すぐ」は詐欺の定番。
余裕がないと思考は止まり、相手の誘導に従ってしまいます。


▼ 理由4:家族に迷惑をかけたくない心理

特に高齢者が被害にあいやすいのは、
“自分が手続きミスをして家族に迷惑かけたのでは?”
と思い込まされるからです。

詐欺師はこの心理を熟知しています。


④ 詐欺を見抜くための3つのチェックポイント

誰でも覚えられるように、
ポイントを3つに絞って紹介します。


✔ チェック1:役所・銀行が「電話で返金」を案内することはない

返金手続きは
・郵送
・窓口
これが基本です。

電話で“返金”を案内するのは詐欺だけ。


✔ チェック2:銀行が暗証番号を聞くことは絶対にない

これは常識レベルで覚えてOKです。


✔ チェック3:急かされたら、その場で詐欺を疑う

詐欺師が使う最大の武器が“焦らせること”。
逆に言えば、冷静になればほぼ見抜ける ということでもあります。


⑤ 電話やSMSが来たときの正しい対処法

もし役所・銀行名を名乗る連絡が来ても、
対応はシンプルです。


【対応1】一度電話を切る

本物なら、切っても問題ありません。


【対応2】公式の電話番号に自分でかけ直す

・役所の代表番号
・銀行のコールセンター
・通帳や公式サイトに記載の番号

詐欺師が教えた番号にかけ直すのはNGです。


【対応3】ATM・リンクは絶対に操作しない

返金・停止手続きで
・ATM
・URL
これを使わせるのは詐欺だけ。


【対応4】不安があれば #9110 に相談

どの都道府県でも利用できます。110番通報でも大丈夫です。


⑥ 家族ができる“被害を防ぐ声かけ”

特に高齢者の被害が多いので、
家族のフォローも大切です。


▼ こんな声かけが効果的

・「役所が電話で返金の案内はしないよ」
・「銀行が暗証番号を聞いてきたら絶対詐欺だからね」
・「怪しい電話は一度切って、こっちに相談して」

家族が“相談しやすい空気”を作ることで、
被害は大幅に減ります。


まとめ:本物かどうかを見抜く鍵は「急かされないこと」

役所や銀行を名乗る詐欺は、
非常に巧妙で、本物そっくりに作り込まれています。

しかし、
“急かす連絡は詐欺”
この一点を覚えておくだけで、
多くの被害は防げます。


■【今日のまとめ】

  1. 役所が電話で返金案内はしない

  2. 銀行が暗証番号を聞くことは絶対にない

  3. 急かされたら、その時点で詐欺確定

  4. 不安なら必ず公式番号にかけ直す


あなたや家族が、
安心して日常を過ごせるための一歩になりますように。
くらしの防犯365のブログは、
誰かを守る大きな力になりたいと思っています。

ABOUT ME
防犯アドバイザーかっちゃん
警察実務者としての経験を活かし、 女性の一人暮らし・子どもの安全・家庭の防犯対策を “わかりやすくホンネで” 伝えています。 難しい防犯をやさしく、すぐ行動できる形でお届けします。 あなたの毎日がもっと安心で、もっと心地よくなるように—。