空き巣や侵入窃盗は“昼間に多い”と思われがちですが、
実は 夜間にも特有の手口・狙われ方があります。
そして犯人は
「家族の生活パターン」 を読み取ることで
“侵入しやすいタイミング”を見つけます。
この記事では、警察実務の視点から
夜間の侵入手口と、家庭でできる防犯習慣をまとめました。
■夜間に特に多い侵入手口とは?
① 家族が寝静まる深夜帯(1〜4時)
深夜は外が静かで、人の目が少ない。
犯人にとって 行動しやすい時間帯 です。
【特徴】
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音に気づかれにくい
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侵入されても家族が気づかない
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犯行時間を長く取れる
→ 寝る前の“施錠ルーティン”が必須。
② 勝手口・裏口からの侵入
夜は、裏側の出入口がほぼ見えないため最も危険。
【理由】
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玄関より死角が多い
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街灯が届かない場所が多い
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作業しても見つかりにくい
③ ベランダの掃き出し窓(2階でも侵入あり)
2階だから安全、は危険な誤解。
ベランダは
・庭木
・エアコン室外機
・雨どい
を足場にして侵入されるケースが多い。
④ スキを狙った「無施錠の窓」
夏場や換気中に多い手口。
【よくある危険な状態】
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トイレや浴室の小窓を開けたまま寝る
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網戸にしている
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2階の窓を開けたまま
⑤ 表札・郵便物・洗濯物の情報から“生活パターン”を読む
犯人は家の外にある情報から
家族のパターンを読み取ります。
【狙われる例】
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洗濯物の内容 → 家族構成
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ベランダのライト → 留守時間
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表札 → 世帯の規模
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郵便物 → 不在の頻度
■泥棒が“家族の生活”をどのように観察しているか?
犯人は侵入前に必ず「下見」します。
プロは 2〜3回の下見で家族の生活パターンを把握 します。
① 毎日の帰宅時間・出勤時間
「17〜19時は誰もいない」
「毎日同じ時間に帰る」
という規則性は狙われやすい。
② カーテンの開閉
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朝カーテンを開ける
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夜閉める
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不在時は変わらない
→ 不在時間が分かる。
③ 夜、玄関前のライトが消える時間
ライトが消える=家族が寝ている
と判断されるケースも。
④ SNSの投稿時間
夜の外出が多い
家族旅行
帰宅ルーティンが分かる投稿は注意。
⑤ ベランダの生活感
ベランダの物から “家にいる時間帯” が予測される。
■家族でできる「夜の防犯習慣」7つ
今日からできるものだけを厳選したよ。
① 寝る前の“施錠チェック”を全員で習慣化
スマホのアラームを
「就寝前チェック」に設定するのがおすすめ。
【見るポイント】
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玄関のダブルロック
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サッシ窓の施錠
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補助錠の確認
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小窓・浴室窓の確認
② 夜のカーテンは必ず閉める(シルエット対策)
夜の窓からはシルエットが丸見え。
外から「何人いるか」「男性か女性か」が分かる。
③ 玄関と庭を明るく保つ
暗い玄関は犯人の作業場。
【対策】
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センサーライト
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常夜灯
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ソーラーライト
④ 生活パターンを“あえて一定にしない”
理想は「時間が読めない家」。
【例】
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帰宅時間をずらす
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カーテンの開閉時間を変える
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ライトの点灯時間をランダムに
⑤ ゴミ出しで個人情報を見せない
夜間のゴミ出しに女性1人で出るのはリスク大。
また、捨てた書類から生活パターンを読まれるケースもある。
⑥ タイマーライトで「在宅偽装」
不在の日でも、夜に自動でライトがつくだけで
“不在の家”と見られにくくなる。
⑦ 夜のベランダに物を置かない
足場になる物はすべて片付ける。
■夜間の侵入を防ぐ“最強の組み合わせ”
以下の3つは、夜の防犯効果が飛び抜けて高い組み合わせ。
✔ 窓の補助錠
✔ 玄関のダブルロック
✔ 玄関前のセンサーライト
+
帰宅ルーティンを“読ませない工夫”を加えれば
夜の侵入リスクは大きく減ります。
■ H2:まとめ|夜の防犯は「習慣」で決まる
夜間の犯罪は、
家族の生活パターンを読まれて起きることが多い。
だからこそ…
✔ 毎日の施錠確認
✔ カーテン・ライトの使い方
✔ ベランダと勝手口の管理
✔ パターンを読まれない工夫
これらを習慣化するだけで
あなたの家は“狙われにくい家”に変わります。
安全は一度整えたら終わりではなく、
続けることで強くなるもの。
今日から家族みんなで防犯習慣を作っていきましょう。

